うに丼

日付:1995/ 8/11 天候:曇


昨日の晩、おやじにもらった味噌汁を温めて飲む。美味いぞ、これ!

AM8:00、約束の「うに丼」を食いに「大漁亭」*1に。
福井のおねえちゃんは既に来てる。
これが問題のうに丼。
すごい・・・。
これまで食ってきた「うに」は何やったんやろう?
大皿一杯のイカそうめんをサービスしてもらって3500円は納得。
9:50発のフェリーで稚内に戻る。まだテント張ったまま。時間が・・・。大あわてで撤収。フェリー乗場へ急ぐ。
間一髪セーフ。利尻を後にする。今度来るときは山登りしよう。でも、トレーニング必要かな・・・。
稚内に戻ってきた。見納めに宗谷へ。北は終りだ。
南下するに従い雨。名山台で休憩。
雨をさけて日本海に出る。再びオロロンラインヘ戻る。
キャンプ場を探すが見つからない。留萌まで来た。神居岩のキャンプ場に落ち着く。
近くのホテルの風呂に行く。高い!
ストーブ*2の燃料が切れた。雨が降りだした。最悪。


*1 天皇陛下も食したとかで名門だそうです。ここの親父が漁師で、その日取ってきた「うに」をそのまま生でだしてるから美味い。普通の店に出るものはミョウガで形崩れしないようにしてるので不味いのだそうです。
*2 今回の旅で使用したのはコールマンのピークワン。レギュラーガソリンで通したが、一切トラブルなし。バイクから燃料補給するので便利このうえない。火力も強い。弱火は苦手。使用前に燃料残りをチェックしましょう。

利尻より

日付:1995/ 8/10 天候:曇後晴


とりあえず、島一周。海から吹き付ける風が強烈。幾つかの展望台と姫沼に寄るが、礼文で感じたものはなかった。

見返台で利尻富士を背に昼飯。
次から次へと観光客が訪れる。
落ち着かないな〜。
もしかして邪魔者は俺?

ペシケ展望台。
風がめちゃくちゃ強く、ちょっとびびる。
キャンプ場で読書してると観光客がぞくぞくやってくる。無視して続ける。トランペットを吹き出すおじさんまででてきた。変なおやじが「うるさい!」の一声。そそくさとおじさん退場・・・。
おやじに晩飯をさそわれるが、無視して風呂へ行く。ホテルの洗濯場で福井から来たおねえさんと雑談。話してるうちに、明日の朝、うに丼を食いに行く約束をするはめに。
キャンプ場に戻るとおやじの他にメンバーが増えていた。なんと隣町の出身だと。日本は狭いね。宴会の用意はできてる。刺身と煮魚。またまた花火大会。最高。3日連続だ。つられて今日はちょっと飲み過ぎかな。

ダート嫌い

日付:1995/ 8/ 9 天候:曇


昨夜の宴会の食器や鍋の残骸が残ってる。ストーブの燃料も使いきった。今日の朝食は片付けから始める。CB400SFさんは早朝から釣りに出ていない。
今日は利尻に渡る。撤収するか。スクータさんは稚内に戻るらしい。準備ができたころ、CB400SFさんが戻ってきた。何匹かは釣れたようだ。みんなと別れてキャンプ場を出発。
久種湖の裏を廻ろうとダートに入る。しまった、Mudyや。気付いたときには遅かった。バイクは横倒しに・・・。右前ウィンカーが潰れた。

お花畑の看板につられて礼文林道に入ってしまった。困った性格や。ここはまだ走り易いけどね。
礼文滝の看板。行くか。2kmの山道を歩く。エライな〜。
写真の坂、今年に入ってここで落下した人が死んでるんだと。マジかよ!

子供を連れたおばさんと擦れ違う。逆向きに登ってきたらしい。頑張れよ〜。
やった!苦労したかいがあったってもんだ。これが礼文滝です。これだけ。

滝の奥には地蔵岩がある。ここで8時間コース終わり。
林道まで往復6Kmくらい。2時間のハイキングか。バイクの所まで戻らなあかんのや。
8時間なんか絶対せえへんぞ!
ちゃんとした道から地蔵岩・桃岩を廻る。こんなに楽に行けたんや。
フェリーで利尻へ。フェリーの時間を待つまで昼飯にする。近くの食堂で”うにぎり”を食う。要するに”うに”の入ったおにぎり。なかなか美味!
40分程で利尻島着。とりあえず見返り台公園の展望台へ。まあまあの景色。
沓形岬公園キャンプ場に入る。変なおやじがいるぞ。浮浪者?
近くのホテルで風呂に入って戻るとおやじが待ってた。しゃーないから一緒に飲む。側に居たキャンパーも誘ったが、うるさいとおやじが追い払ってしまった。なんだ、このおやじは?

礼文より

日付:1995/ 8/ 8 天候:雨後晴


雨だ。一日テントかな・・・。のんびり朝飯を済ませる。
何故かじっとしてられなくて、出発準備をする。傘をさしてスコタン岬まで散歩でもするか。
おじさんはさっさと撤収してる。時間に限りがあるんだと。あれ、そうこうしてるうちに晴れてきた。

おじさんと一緒にスコトン岬に行く。
北の最果てにいるはずなのに海は南の島のような青さ。
礼文、気に込ってしまった。
ちっぽけな島なのに、でっかい北海道に負けてない。
移動郵便局で買った記念の絵葉書を使って手紙を書く。

西上泊海岸の端に「愛の8時間コース」*1の看板発見。
ちょっとだけ歩いてみる。

めちゃくちゃな坂道。
ロッククライミングか?
丘の上で景色のイイ所を見つけてボーっとする。
もう少し早い季節(6月くらいが最高)なら、辺り一面、花が咲いてるんだろうな。

キャンプ場で見上げた空には陽に焼けた赤い雲と低いところにある白い雲が別々に流れていく。
はっとする瞬間!
晩飯は昨日のメンバー(おじさん除く)で鍋でもということになった。商店街へ買い出し。魚や野菜を仕入れた。
結好いけるぜ、この鍋。CB400SFのライダーはなかなかの料理の腕前。原チャリライダーはフランスパンをかじるだけ。ウー満腹。
ラッキー!今夜は花火大会。キャンプ場から一杯やりながらの夕涼み。


*1 島全体が花畑になる春には新婚旅行客がどっと押し寄せるんだと。ほんでもって、このコースを散策するのがメインディッシュ。ただし、かなり険しい道なので怪我人続出・・・。

礼文へ

日付:1995/ 8/ 7 天候:曇


洗濯場、混んでる。終わるまで読書してたら昨日の子供が寄ってきた。おしゃべりして暇を潰す。子供の相手は難しい。結局、昼までかかった。
稚内のフェリー乗り場へ。フェリーの時間を確認する。
島に渡ると何もないかもとか用心してスーパーで買い出し。インスタント食品等3日分買い込む。
港に行くと防波ドームの下に屋台が出てる。魚の汁物を食らう。いいダシ出てます。
礼文行きフェリーに乗り込む。2時間後には到着。既に暗くなりはじめてる。九種湖キャンプ場ヘ行く。
近くにテントを張った人達と連れ立って風呂へ。
偶然、今夜は祭の日。さっそく見物。狭い道の真中にテ一ブルを何百メートルも並べて町のみんなでビールを飲む。ただそれだけ。シンプルな祭や。壺焼、焼き鳥、焼きそば・・・。いいよな、祭り。
キャンプ場に戻る。夜中までみんなと飲む。さっきまで知らなかった人達とこうして知り合えるなんて、面白いや。

再び北へ

日付:1995/ 8/ 6 天候:晴


昨夜の騒ぎが嘘のように静かな朝。祭の後の静けさか・・・。
天塩川を横目に名寄国道(R40)を北上。問寒別を抜けて中頓別に入る。
中頓別鍾乳洞は暗くて何も見えない。狭い洞穴の中を階段が蛇のようにうねる。肝試しみたいで、けっこう楽しめた。

2度目のクッチャロ湖。
今回は日曜日ということで観光客が多い。
湖の周りを走るうちにクローバの丘にたどり着いた。
ここから湖が一望できる。
蜂さえ居なければ昼寝に絶好の場所なのに。
豊富の大規模草地牧場で昼食。ロードレース大会に出くわす。これだけ景色が良ければ自転車も気持ちいいよな。

のんびりしてる間にもう2時や。キャンプ場探しも面倒臭い。
2度目の兜沼に行く。今度は空いてるやろう。
ところが結好混んでるんです。さすがに人気のキャンプ場。
テント設営してオロロンラインを流しに行く。
利尻富士は今日もバッチリ。
浜辺に降りて黄昏る。
野生に帰るこの瞬間。
キャンプ場内にある食堂で1杯やりながらザウルス*1で日記をつける。隣の子供が珍しそうに見てる。確かにあんまりいないよな。キャンプ場まできてザウルス使ってる奴。


*1 今回の旅の間、知人との連絡手段は電子メール。私の選んだPDAはシャープのザウルス。軽量、コンパクト、乾電池駆動と、正に旅のお供といった感じ。ネックは手書き入力の効率の悪さ。それに、モデムが繋げるISDN公衆電話の設置数。でも、思ったよりも北海道は普及してますよ。四国よりもずっとまし。

ライダー祭

日付:1995/ 8/ 5 天候:晴



美深町のひまわり畑を見に行く。ここもダ〜ト。
残念ながらまだ咲いてない。8月中〜末には咲くらしい。そこ頃、また来よう。
帰り際、擦れ違うカブのおばちゃんに「頑張れ〜!」と声をかけられる。

美深に入ると、やたらバイクを見掛ける。森林公園キャンプ場が祭りの舞台だ。
キャンプ場に入ると受付で何か買ってこいと言われる。みんなが品物を持ちよって宴会するだって。
すごいライダ一の数や。テントを張る場所がない。やっとこさ、妙にノリの良い集団のとなりに落ち着く。
毎年来てる連中に言わせると、今年は半分くらいしか来てないらしい。
どんどん人が増えてる。何か落ち着かない。ノリについていけない。居場所がない。老いたな・・・。
このキャンプ場はホテルに隣接してて、そこの温泉が使えます。
周りの若い衆はどこかへ出かけたようだ。結局、一人で晩飯。
日も落ちて涼しくなるころ、地元バンド&本職&飛び込みの何でもありライブが始まる。焼酎を振る舞われ飲む飲む。でも、盛り上がりに欠けるな。あれだけライダーがいたのに、会場に来てるのは数えるほどや。なんで?
ライブも終わりテントサイトに戻ると、こっちの方が盛り上がってる。どうりでライブの客が少ないわけや。
うるさくて寝られへんぞ。もう1時やんか。若いな・・・。

オロロン鳥って?

日付:1995/ 8/ 4 天候:快晴


広い所は高い所から見るのが一番。朝一番はサロベツ展望台*1。いい眺めだ。

サロベツ原生花園。
広いぞ〜。
1周20分かかった。
休憩所の窓から、ぼーっと眺めてると時間を忘れそう。
今日はのんびりやし、ええか。

オロロン鳥が目印のオロロンライン。
なんちゅう単調な道や。
でも、天気がイイと気述ちイイぞ!とオロロン鳥も申しております?
浜辺におりて休憩。海水浴してる。北海道では珍しい光景。シャツを脱いで甲羅干し。

いくつもキャンプ場を見ながら南下。夕陽を見るのによさそうな所を探す。
グリーンヒル、まっいいか。
狙い通り、最高のタ陽。
時間よ止まれ。
レガシーの歯医者が話しかけてきた。3日もここで夕日の写真を撮ってるらしい。しゃーない、飲むか。ターキー*2ラッキー*3で夜は更ける・・・。


*1 昭文社ツーリングマップ P.77参照。
*2 キャンプのお供はやっぱ酒。私の相棒は七面鳥でお馴染み、ケンタッキー・ストレイト・バーボン ワイルド・ターキー。ガラス瓶では携帯に不便なので、ポリタンに移してます。
*3 バイク乗りの一時の安息。ライディングの緊張から解き放つ、この一服が最高。禁煙が流行っても、辞められません。奇麗なねーちゃんには会えなくてもラッキーストライク。

最北の地

日付:1995/ 8/ 3 天候:曇時々雨


AM4:00、寒さで目覚める。
AM6:00、小便がしたい。しゃーない、起きるか。
雨はやんでる。展望台で昨日見えなかった景色を拝む。漁船が何隻かでてる。
出発準備をしてると、また降りだした。展望台で時間つぶし。

白鳥がやってくるというクッチャロ湖。
キャンプ場側にコインランドリー発見。
洗濯です。
最北の地を目指す。天気は回復してきた。景色も最高。イヤッホー!これこれ、久しぶりのこの感触。ライダーやっててよかった。


ここが宗谷岬です。
居るわ居るわ、観光客に混ざってライダーが集ってる。
みんな最北の地を目指してきたんやろな。
よっしゃ!
次いてノシャップ岬。宗谷ほどの人気はないようです。目の前に礼文・利尻が見えてるのにね。


利尻富士を横目に走る。
雲で頭を隠してるのが残念。
道を外れて砂浜で写真を撮る。
兜沼キャンプ場。すごい人・車の数。オートキャンプ場やね〜。でも、ここは風呂があるんですよ。移動するのしんどいから我慢しよ。
夕暮れ時になって、利尻富士が頭を見せた。夕焼けに染まる、その美しい姿に感動!
夜も更けると、オートキャンプ場お決まりの宴会があちこちで始まった。もうちょっと周りに遠慮しろよな。

エエ加減にせえ

日付:1995/ 8/ 2 天候:曇時々雨


やっぱ、布団の上は気持ちエエの〜。目覚めが違うよ。
雨が上がってるうちに走っとこ。
サロマ湖の三里浜キャンプ場を覗く。オートキャンプ場らしい。止め止め。
大雨が降りだす。止むまでコンビニの軒下で雨宿り。ア〜ア!
日の出岬着。と同時に雷雨になる。レストハウスに逃げ込む。ライダーが沢山逃げ込んでる。恨めしげに空を見上げる顔、顔、顔。ずぶ濡れのまま、役に立たない合羽を着て出発する者あれば、連泊を決め込む者。ライダーはお天と様には勝てません。
1時間ほどたって青空がのぞいた。やった!足場は悪いが場所を選んでテントを設営する。
近所の雑貨屋まで買い出し。何も置いてないな。今夜はカレーか。
レストハウスで風呂に入る。オホーツク海を眺めながらってのもエエもんや。あ、また降りだした。しゃーないな。止むまで生ビール!
立派な展望台でくつろぐ。天気がよければ気持ちエエやろうな。なんだ?ざわざわと女子高生の集団がやってきた。こっちに来る。え、何々?何にもしてないぞ。なんや、シャッター押しか。は〜?